《MUMEI》

「くるみ…俺の機嫌をとっているのか…」
「にゅ〜///…にいたん…しゅき///」
「くるみちゃんはお兄ちゃんの事大好きなんだよねぇ〜僕も大好きだよ♪」

チュッ♪

アキラはそう言って俺に軽くキスをしてくると、それを見ていたくるみが両腕を広げてプニッと唇を突き出していたので、アキラはくるみにチュッとキスをしていた。

(…くるみのファーストキスは親父とか俺達のをノーカウントだとすると…今のなんだろうか?)

「んきゃ〜///アキラしゃんももっとしゅき///」
「一番がアキラで、二番が俺か?」
「ん〜…もーねんこしゅる〜」

俺もくるみを捕まえてかなたに似たくせっ毛な頭にキスをすると、ほんのりと子供くさい甘い香りがした。
  

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