《MUMEI》 …どう説明すればいいんだろ。 普通に家に帰っちゃった、でいいのかな。 それしかないよね。 あんな酔ってたから、みんな余計に心配してたんだ。 それより、これからの学校だよ…。 先生と合わす顔がない。 数学は週4であるから、ほぼ毎日会うしな…。 大澤秀一。確か…24歳。 ほんとに綺麗な顔立ちで、女子に凄い人気で。 でも、キャラがいいから男子からも人気がある。 まだ若いのに、他の先生たちからも信頼されてて。 教師として完璧。 男としても完璧。 …そんな人と私は…。 あーもう…! だから、あんな飲みたくなかったのに…。 最終的にあんななったのは、自分のせいだけど…。 「ほんとにどうしよ…」 とりあえず、明日は学校に行かなくちゃ。 気まずいのを理由にそんな休めない。 先生も…あの事はスルーしてくれるよね。 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |