《MUMEI》
友達
身を隠すための私の『見かけだけ友』は
三人いる。
中でも、入学してから
一緒にいる時間が1番長いのは、
斎藤環七。
環七は気立てがイイ。
好かれる子。
無邪気そうに笑う顔は可愛い。
環七は私を親友と呼ぶ。
でもね、環七、私は
環七が何考えてるかわかんないし、
ホントの環七をしらないよ。
大杉嘉穂。
見かけは、いわゆるギャル系。
男には目がない嘉穂。
菅沼桜。
嘉穂とは親友らしい。
よってギャル系。
嘉穂と桜のおかげで、
私と環七までギャル系に見られる。
学校での私は、
明るいらしい。
そうゆう事を聞く度に私はね、
改めて思っちゃうんだ…。
誰もホントの私を知ろうとしないんだ。
って。
親友なんていない。
というか、親友が何かすら分かんないし。
多分これからも、
そう呼べる人はいないと思うんだ…。
前へ
|次へ
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫