《MUMEI》 「…早かったね」 「本当は遅いと思ってたろ」 …輝くんは紗稀の心が読めるのかってくらい紗稀のこと分かる。 「ほれっ」 頭の上から袋が落ちてきた。 差し出された袋を開く。 …あ!もしかして…これって…。 「…タコ焼き…」 中には大好物のタコ焼き。 …もしかしてわざわざ紗稀の為に買って来てくれたの…? 「お前、この前の花火大会の時、好きって言ってたからな…」 …覚えててくれたの? 今、すごくまた ドキドキしちゃってるよ…。 前へ |次へ |
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