《MUMEI》

いえ――…“彼女”という表現は正しくない…。



なぜなら、その声は『入れ替えロープ』によってドラミちゃんの姿に変わったスネオさんのものだと確信したから――…。



*リューク『あ〜ぁ、こりゃダメだな…。(笑)』



その状況をただ一人見つめていた死神は、他人事のように笑っていた。



出来杉『リューク!…何がダメなんだ!?…詳しく教え――…』


*ジャイアン「ふんっ!!」


――…ズガッ!


*ドラミ「ゔあああああー!!」



その時、出来杉さんのテレパシーと…



武さんが刀を振り降ろす音と…



そしてドラミちゃんの声色をした断末魔の声が、ほぼ同時に交錯したの――…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫