《MUMEI》 男の子って…何をもらったら嬉しいんだろう。 欲しいものが決まっていれば それを買うのに…。 …大体。 喋ってもいないとなると、どうしたらいいか分かんなくなる。 そんな考え込む紗稀に、侑理が 口を開いた。 「そんな悩まなくても。紗稀の選んだモノなら山瀬だったら喜んでくれそうじゃない?」 そんな侑理の言葉にはっと心が 安心した。 前へ |次へ |
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