《MUMEI》

僕は起きた。
僕が起きた時には、家のベットの上に自分が居たから、ビックリした。
どうやら家に帰ったらしい。

ダダダダ・・・

「悠太、起きたの・・・、心配したのよ。」と母が言った。

「いつの間に帰ったの?」と僕は聞いた。

「うーん・・・、分からない。」と母が言った、全くそれくらい覚えとけよ。

「分かんないのかよ。」と僕は独り言のように言う。

「ごめんね。」と母は微笑みながら言った。

「お腹空いた。」と僕は言った。

「あら、晩御飯の残り持って来ようか?」と母が慌てて言った。

「お願い。」と僕は無愛想に言った。

「分かった、待っててね〜。」と母は言いながら階段を降りて行った。

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