貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い

《MUMEI》
入学
桜が舞うなか、中1となり、私は私立中に入学した。
母校の小学校から来た友達は一人も居らず、唯一私が私立中に入学したのだ。


周りの人は知らない人ばかりで、(ほとんどが私立小から来た人だから)入学式の次の日はなかなか打ち解けられなかった。
そして一週間…なんとか私はクラスの人に溶け込むことができ、ある程度の友達はできた。特に仲良くなったのは美貴(みき)。彼女は前々から思っていが、笑うと笑窪ができてなんとも愛らしい。そんなイメージからか、私は親しみを持ったのだった。
そしたまた約1ヶ月が経った。
朝、教室に入ってくるなり美貴が興奮気味に私に近づいてきた。美貴が言うには席替えがあるらしい。しかし、席替えで何故こんなに浮かれているのか美貴に聞くと、入学したときから好きだった『新田 一樹(にった かずき』と隣の席になれるかもしれないチャンスだから。と言っていた。
一方の私はその新田のどこがいいのか全くと言っていいほど分からなかったというのが事実だ。
〜続く〜


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