《MUMEI》

しずか「いいこと?…スネオさんの家の地下室には死体が3つ…。


…そして生きているのはドラミちゃん一人だけ…。


…この状況で誰かに地下室を目撃させたら、その人物はどう思うかしら?」



私はそこまで話すと、口元をニヤリと弛ませる…。



学年一の秀才をもってすれば、それだけの説明で私の意図を理解するのは容易かった。



出来杉「そうか…。密室で死体と一緒に居るところを見られれば、どうあがいても言い逃れできない…。


…凶悪な殺人犯の出来上がりってワケだね…。」



しずか「そうよ…。


…罪が重いほど……罪人が凶悪なほど、警察が拳銃を発砲する可能性が高まるわよね…。」

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