《MUMEI》
チ、、、コ、、、ク、、、
ついた、、、。が、、、今、10:30。おもいっきり遅刻。

だって、途中で私のかばんとつばさくんのかばんがおっこったうえに、

チェーンがはずれたんだもん!なのに、つばさくんたら、『こんなんすぐ直る〜』なんて言って、、、。

でも、全然ダメ。どんどん時間がたってゆく、、、。で、この時間。

2人そろって(言い忘れてたけど、つばさくんも、同じ学校の、同級生なの。)先生に、

「まったく、初日から遅刻なんて、、、。」

って、怒られちゃった、、、。

私のせいじゃないっての!!

いや、私のせいか、、、。寝坊したし、、、。

でも、わたし3、つばさくん7の割合で(?)悪いとおもう。

するとそこに、

「おはよ〜ん!ってゆーか、こんにちは?」

「結ぃ〜!」

この子は、都比澤 結(ところざわ ゆい)。都比澤財閥っていう、結構おっきいとこのご令嬢。

だけど、おどろくことに、柔道がスゴイの!男の人もフツーに投げ飛ばしちゃうんだから!

「昨日、メールで言ってた執事?メイド?だっけ?どーだったの?だれだったの?」

「隣のクラスの、春野つばさってひと。」

「うっそぉーーーー!ほんとに!?」

「う、、、うん。」

「あのひとって、成績優秀だ〜とかゆう、特待生でしょ?で、なんか、スポーツもすごいとか、、、。」

、、、そんなスゴイ人だったんだ、、、。

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