《MUMEI》
中学生!?
ガッシャーン!
自転車を倒した音が商店街にひびきわたる。
「待て!」
私の名前は「美月 羽・13歳」今は仕事中だから自己紹介はまたあとで。
「うわぁ!」
「逃がすか!」
相手にむかってスライディングする。    次の瞬間相手の足をつかまえた。
「よっしゃ!いらい完了。」
「くそっ」
私は本来中学生だけどよろず屋もやっている。さっきのは商店街の引ったくり犯をつかまえることだった。

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