《MUMEI》 嫌な友達と恋うっ このクラス…… 人数少ねっ!! 今、わたくし北川 桃子は入学して2日目に突入しています て言うか人数が20人しかいねぇー そして ちょーど男子と女子が半々に別れてる なんか凄い!! 「北川さん?」 「はい?」 「あっあのお友達にならない?」 「……」 こう言うのどーしたら良いのぉ? はずくない? 「あっごめん!私、中山 京香だから!!よろしくちょっ」 ちょっって何!? なんかカワユイイ 「よろしくお願いします」 「うん」 握手してもぉーたぁ 「ねぇキー助って呼んでもいい?」 ばっかじゃない? 何言ってんの? なんか時代劇にも出てきそうじゃない 「なんかいやかも」 「よしオッケーイ」 なんか勝手に決まってるしぃ 「いやだー凄い恥ずかしいじゃん」 「いやや私はキー助がいいもん」 きっとこの子に勝てないわ 「もーそれでいいわ」 恥ずかしいけど我慢よ 「じゃあ私のことは京香さまでいいわよ」 「京ちゃんでいい」 「やっぱりぃー!!なんでかしら?みんな京ちゃんなんだよ!!どー思うキー助」 そんなこと聞かれても 「知らない」 「ちゃんと答えなさー…」 キーンコーンカーンコーン 「もー運がいいんだから」 「じゃっ」 「皆さんおはようございます。今日は――…」 ガラッ 「もう2日目で遅刻ですか?」 「すいません」 誰かしら? たしか名前は 池田 拓哉だ!! カッコいい!! なんか 大好きっ きゃー 早すぎじゃない!? こんな一目惚れってありっ? わたし…… 相当面食いだな 京ちゃんに相談した方がいいな 同小じゃーないし こんな感じに始まったわたしの恋 この思い君にどどきますように 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |