《MUMEI》
従業員
私の仕事の従業員は私の兄貴である「美月ハジメ・20歳」と私のたった2人だ。
「おつかれ」
「なにが(おつかれ)だ、このボケ仕事しやがれ!」
「今回のいらいはおまえあてだったんだからしょうがねーだろ」
「でも、手伝いぐらいはしやがれ」
「はいはい」
こいつはすごい物ぐさだ。 だが私が危ないときは必ず助けてくれるいい兄貴だ。

『ピリリリリッ』
いらいはネットで受け付けている。
「また、いらいがきたな。」
「ああ・・・そうだな」
私はこくりとうなずくとメールを読んだ。

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