《MUMEI》
プロローグ†
そこは、誰もいない、小さな教会。

そこで、響き渡る鐘の音。

―ゴーンゴーン。

「あぁ、神よ罪深き子羊を許したまえ。」

その鐘は、誰かが罪をおかしたことを知らせる鐘。

「……私の罪も…、いつか許される日が来るのだろうか?


そんな、小さな教会で、まるで神が決めたかのように、巡り逢った6人の少年少女。

「この出逢いは、偶然かそれとも必然か―。
それは、神のみが知っていることよ。」





決して、この永遠の罪からは、




逃れらるない―――。







つばさを、手に入れない限り……。

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