《MUMEI》
ご褒美
「ひぁッ!?」

「ほら…すごいよ、陽菜の中…」

陽菜の体内はヌルヌルして、別の生き物みたいに動いていた。
僕の指を、舐めたり吸ったりしてるみたいに…、
もっと触って欲しそうに…


それなのに陽菜の口は、まだ抵抗を続ける。

「やめて…お願…ぃ……抜いて…」

「陽菜はまだわからないの?そんな言い方じゃダメでしょ?」

陽菜は目を逸らして、唇を噛んだ。
だから僕は、指を上下に動かしてやった。
クチュクチュと、卑猥な音が部屋に響く。

「ひあぅッ!!…やめて、やめて…くだ、さい」

「どうしたらいいか少しはわかってきた?」

陽菜が訴えるような目で、何度も頷く。

「じゃあ、どうしたらいいか言ってごらん?」

「………舐めさして…ください」

「何を?」

陽菜は黙ってしまう。

「……ご主人様のオチ●チン舐めさせてください…でしょ?」

陽菜は暫く迷ったふうにしてたけど、ゆっくり口を開いた。

「……ご…主人様の…オチ●…チン…… 舐めさせて…くだ、さい」

「いい子だね…陽菜……ご褒美に気持ち良くしてあげるからね」

「なに…する…の?」

陽菜の顔が、更に不安に染まった。

「お楽しみだよ」

「も…いや……お願い、ちゃんとやるから、もう…できないなんて言わないから…許して…もう終わりにしよ?ね?」

「ダメだよ陽菜…陽菜のそういう気持ちがなくなるまで終わりにはできないよ…陽菜の全てが僕のモノになるまで終われない……」

僕は机の引き出しからローターを取り出した。
陽菜の表情が、どんどん強張っていく。

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