《MUMEI》
快感
「コレ、どうやって使うかわかる?」

陽菜が首を振る。

「わからないの?自分が気持ち良くなることは勉強してないんだ…陽菜は僕のことばかり考えてたんだね…」

陽菜が、また首を振った。





僕のことばかり考えてたクセに…。

















ブイイィィ──……ン
















ローターのスイッチを入れると陽菜は、今までにないくらいの怯えた顔を見せた。
ベルトで叩いたのが、相当堪えたんだろう。

「いや……も、痛いのはいや…」

「大丈夫だよ…気持ちいいから」

僕はローターのスイッチを、いちばん強いとこまであげて、陽菜の花芯に当てた。

「ひゃっ!?ゃ、いやああぁぁぁッッ!!!!」

陽菜の体が、ビクンビクン動く。

「いた…ぃ…痛い」

「痛い?強くしすぎたかなぁ?陽菜は敏感だもんね……」

「やめ……おねが…っ、や……ぁ、 ああぁッ!!ひぁああっ、やっ…」

痛いなんて言ってたくせに陽菜の声が、だんだん変わっていく。

「ふ……っ…ぅ……んぁ、ああぁぁっ…」

透き通るような白い肌が、ほんのり赤くなってく。
たまに唇を噛んで、潤んだ瞳で何かを訴えるように僕を見る。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫