《MUMEI》
陽菜の秘密
「どうしたの?陽菜…」

僕が尋ねると陽菜は、顔を背けて、目を固く閉じた。

「言いたいことがあるならちゃんと言ってごらん?」

陽菜は、たまに苦しそうな声を出すだけで、何も答えない。

「陽菜、悪い子だね……気持ちいいくせに、なんで気持ちいいって言わないの?」

「き、気持ちよくなんか…な…い…」

陽菜のその言葉が可笑しくて、 僕は笑ってしまった。
こんなに気持ちよさそうな声出して、あんなに泣いて、あんだけ僕に「許して」ってお願いしてたのに…。


なのに陽菜は、 まだ僕に逆らうんだ。


それもこれも全て真鍋の為…。
真鍋の為なら、どんなことでも堪えようって、そういう考え?

「ねぇ?僕もう耐えられないよ、 陽菜…」

陽菜が、たまにビクビク痙攣しながら、でも僕に逆らうように眉間に皺を寄せて僕を見つめてる。

「小学校のときから陽菜だけをずっと見てきたんだよ?いつも見守ってたんだよ?僕は陽菜の全てを知ってるんだ」

陽菜は息を切らしながら、首を振る。

「それ…どういう意味?僕、本当に全部知ってるんだよ?まぁ… 処女だと思ってたのは僕の勘違いだけど…。でもわかるで しょ?」

「な、に言って…の?」

陽菜が苦しそうに言う。

「いつも同じことしかしてないから…。だから、処女だと思ってた…何人もの男相手にしてるのに、いつも同じことしかしてないし…僕は、てっきり陽菜が僕の為に処女を守ってるのかと思ってたよ」

陽菜の表情が、少し変わった気がした。

「でも僕は陽菜に期待しすぎてたのかなぁ?……もしかして、誰にも見られてないと思ってた?」

ローターのスイッチを切ってあげると、 陽菜は泣きそうな顔で僕を見詰めた。
そして震えた声で、僕に聞いた。

「なにを…見てたの?」

僕は何も答えず、陽菜の頭を撫でてから陽菜の携帯を手に取った。

「ねぇッ!!なにを見たのよッ!!」

「陽菜、静かに…」

僕は陽菜の小さなオマ●コに、自分のモノをあてがってから、携帯で動画を撮る準備をした。

「…じゃあ陽菜、挿れるよ?」

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