|
《MUMEI》 こんな所でこんな出会いが・・・「あー体が・・・」体をさすりながら1日が始まる。 32歳、×1、小学生の子供が2人、食べて往く為には体しか私には無く、この道へ…勤め先は有料老人マンション。お金持ちのお年寄りしか入居出来ない所。仕事自体は、他の施設に比べれば、まだ楽な方。と、自分に言い聞かせながら働く毎日。 仕事には、不満とかは特にないが、女32歳って、まだまだ花盛りではないにしても、なんだろ、雨や風に吹かれてもまだ散らずに咲いてるような感じ？こんな所にもこんなきれいな花が・・・と、気付いてくれる皇子を夢見ている。 好い加減、現実をみろよと言われそうだが、地球上には50億以上の人間がいるのだから、あり得ないこともないのでは！？ なので、現実逃避をする為？ではないが、趣味は韓国ドラマである。子供が寝た後は、私は韓国ドラマのヒロインになるのだ！韓国ドラマのラブストーリーの男性は、イケメンでなくても、ドラマが進むにつれカッコ良く視えてくる…出会いもパターン化しているものの、毎回、「あんな風に出会いたいなー」と思ってしまう。 |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |