《MUMEI》 夢見る★15 ――あたしは絶望しながら、これ以上は飲めないくらいに海水を飲み続けるしかなかったわ…… そして、あたしの意識は途切れようとしていたの。 「さようなら……」 あたし、自分自身にさようならって、すっかり諦めて泣きながら語りかけてたもん。 「さようなら、あたし……さようなら、みんな……さようなら、さようなら……」 ★ 前へ |次へ |
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