《MUMEI》

………………………………



   ガンッ!!!!!



………………………………














「はぁ………はぁ………」



ガラッ……



「何してんの圭吾?ご飯冷めるわよ?」



「はぁ………はぁ………」



「どしたの?」















………………………………



    猪狩圭吾宅



………………………………














「ご飯は?」



「…いらね。」



「あぁッ!!あんたまたコンビニの弁当で済ます気でしょ?」



「…」



猪狩は母親の言葉を無視し階段を上る。



「全く…あの子の反抗期は困ったもんだわ…」



「…お兄ちゃんは反抗期なんてレベルじゃないと思うけど。」



リビングで晩ご飯を食べる妹が呟く。



「そう?」

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