《MUMEI》
永遠
ねぇ、歩雪くん。

あなたは【永遠】という言葉を信じますか?

私はこの時、【永遠】を心から信じて、願いました。

永遠にあなたの隣にいることを。

【永遠】なんて儚くて、脆いものなのに。

ヒマワリが光を浴びて輝けるのが、夏だけのように。

このことを分かるようになってしまったのは、私にとってあまりにも残酷なことでした。

この幸せが長くは続かないなんて―。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫