《MUMEI》
悪い友達
「よろしくね♪桃子ちゃん」
そう彼女は素敵な笑顔で言った


「転校生嫌い(`ε´)」
ホームルームが終わりすぐに京ちゃんは来た
「そうかな…?」
「そうなの!!あんなのどこが良いのさ」
可愛いからヤキモチ妬いてるんだ
「京ちゃんって意外と可愛いんだね」
そしたら京ちゃんは驚いていた
「何言って……」
図星だね
京ちゃんってわかりやすいよね
「私はあんなブスなんかにヤキモチ妬くわけないでしょ!?」
カワユイのだ
て言うか
ツンデレになっているしぃ


シェリィーはいったい何者なんだろう
わたしは学校が終わり家に帰ってからそんな疑問が浮かんできた
シェリィーって名前からしたら外国人ぽくない!?
謎の多い人だわ
「ごはん作ろ」
1人でわたしはごはんを作る
母は仕事……
父は死んだ……
父は簡単に死んだ
事故だって……
笑っちゃう
でも泣くときがある
悲しくて悲しくて
涙のついたごはんを食べる

また1人の夜を過ごす――…


「おはよう、桃子ちゃん」
なぜ(; ̄Д ̄)?
なぜこんな時間に――…?
今の時間は7時30分でございます
とてもこんな早い時間に来るとは疑問に思いませんか?
あっ
わたしはあの家にいたくないから
家見たら
心の鍵を開けてしまって
涙が出てしまうから
なるべく早く家を出てしまう
「おはよう――…」
「元気ないのかしら?」
「そんなことないよ、心配してくれてありがと」
なぜ心配するのだろう?
今は気づいてほしくなかったなぁ
泣きたくなるもん
「気づくわよ…あなたのことをよく見てるもの」
シェリィーはそれを言うとにこりと悪魔のような微笑みをした
ゾクッとした
なぜか怖かった
逃げたしたかった
「あなたは私の物よ」
わたしは恐怖を隠しきれなかった
手が震えているから
「どーゆうことよ」
これがわたしの精一杯だな
「私――…わかると思うけど金持ちなの いつも誰かがそばにいるの イヤだった、こんな世界を変えてくれる人が欲しくて――…」
「そのためにわたしは――…」
「そうよ 売られたの あなたのお母様に」
お母さんがわたしを売った!?
お母さんはわたしを愛してくれてるって思っていたのに
でも――…
「そんなこと――…」
「あるわけないとでも?ばかに付き合いきれない」
「……」
わたしは歯をくいしばって涙は流さまいと心に決まった
きっと嘘だと思ったから
そんな根拠もない思いは簡単に壊された
「これわかんない?請求書」
ぴらっと紙を出しわたしに渡してきた
わたしはそんなにバカではないのでこの請求書の理解はすぐにできた
ボロボロ
大粒のためてた涙がいっきに溢れだす
「だからあなたは私の物」
「わかった――…」
「ふーやっとわかってくれたか」
「あんたの世界をわたしが変えてあげるんだから!!」
「やっぱり面白い人だから欲しかったのよね…」
「ふつうは自分の人生は自分で変えなきゃいけないんだから!!わかった?」
「うん!!桃子ちゃん」



わたしはこんな大変な大荷物を運んで今日も頑張っています

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