《MUMEI》
ハロウィンパーティ!
秋以上に面倒な季節は無いと霊夢は思っている。
「いっそ、全部木を取り払おうかしら。」
文句を言いながらもしっかり仕事をこなすのが霊夢である。
そしてそんな時に邪魔が入るのも特徴の一つだ。
「おーす、霊夢居るかー?」
 魔理沙が着地した風で集めた落ち葉が散乱する。
「まーりーさー……。」
「霊夢居たの…か……。」
魔理沙は足元を確認する。
自分を中心に散乱した落ち葉。箒を持った霊夢。
状況を察するに時間はかからなかった。
「霊夢すまん!私が悪い!」
「許さない!」
許してもらえそうにない。

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