《MUMEI》 まさかの事態。日向野北斗の話をしながら、未果と教室に戻った。 「みんな、おはよう!!元気だったか??」 ↑私達の担任の服部勉(ハットリ ベン)。通称、はっT。テニス部顧問。ちなみに私は、テニス部。 「今日から新しい仲間ができた。こちらの、日向野北斗だ。家族の都合で、この学校にきた。みんな仲良くしろよ。」 はっTより背の高くて、そこらへんの男子よりあきらかにかっこいい日向野北斗に、女子のほとんどが気をとられている。 もちろん未果も。どうしてこうも私は恋というものに縁がないのか・・・。 好きな人くらい、いてもいいのに。 すると、はっTが衝撃の一言を放った。 「北斗はあの1番後ろの席の清良の隣な。」 はっ、はい?? な、なんで?? 未果はあたしに口パクで『いいなぁぁ・・』って、言ってるし・・・。 全然よくないんですけど!! しかも、はっT、きやすく女子の名前を下で呼ぶな!! どんどん近づいてくる日向野。 私と目が合ったと思ったら、ウィンクしてきた!!超ナルシ!!! 前へ |次へ |
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