《MUMEI》
まさかの事態。
日向野北斗の話をしながら、未果と教室に戻った。


「みんな、おはよう!!元気だったか??」

↑私達の担任の服部勉(ハットリ ベン)。通称、はっT。テニス部顧問。ちなみに私は、テニス部。


「今日から新しい仲間ができた。こちらの、日向野北斗だ。家族の都合で、この学校にきた。みんな仲良くしろよ。」

はっTより背の高くて、そこらへんの男子よりあきらかにかっこいい日向野北斗に、女子のほとんどが気をとられている。
もちろん未果も。どうしてこうも私は恋というものに縁がないのか・・・。
好きな人くらい、いてもいいのに。

すると、はっTが衝撃の一言を放った。

「北斗はあの1番後ろの席の清良の隣な。」

はっ、はい?? な、なんで??

未果はあたしに口パクで『いいなぁぁ・・』って、言ってるし・・・。
全然よくないんですけど!!

しかも、はっT、きやすく女子の名前を下で呼ぶな!!



どんどん近づいてくる日向野。
私と目が合ったと思ったら、ウィンクしてきた!!超ナルシ!!!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫