《MUMEI》
ハロウィンパーティ!(終)
 楽しいパーティも終わり、みな帰っていった。
後に残ったのはアリスコスの魔理沙と早苗コスの霊夢。
「もう終わりか、まったく時間がすぎるのは早いぜ。」
「そうね。いつもより楽しかった分、早く感じたわ。」
いつもより霊夢は心が軽い。
何故なら、
「私も寝ることにするわ。片づけは頼んだわよ。」
霊夢はニコニコしながら神社に入っていく。
 残されたのは魔理沙のみ。
「まったく、だから霊夢は宴会を開くのを渋るのか。」
霊夢の気持ちを理解した気がする。掃除は日が昇るまでかかった。

 この日からしばらくこーりんの機嫌が良かった。事の発端は彼の新聞だ。
そして、仮装のコスチュームを売っているのも此処だけ。
「たまには物を貸すのも悪くないな。」
その一言に尽きる。
THE END

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