《MUMEI》 ハデス・黄泉の迷宮「では・・・今からお仕事を開始させていただきますね」 私は、営業スマイルで兄貴に合図を送った。 「では、まず手始めにこの(ハデス・黄泉の迷宮)から調べましょう」 兄貴は名案を出してくれた。 「そうだな。」 私は大きくうなずいた。 「あの・・・もしよろしければご案内します」 滝野さんの考えは良いと思ったがいらいの内容上、そんな行動をするのは(この人が責任者です)と言っているような物である。 「いえ、私は自分で解きながらいきたいので」 「あら、お客さんに楽しんでいただけるのならうれしいです」 私たちは迷宮の中に入っていった。 中はあたり一面暗闇で、ひんやりとした空気が漂っている。 少し進むと個室があったのでとりあえず中に入ってみた。 『第一ミッション・スタートです』 放送が流れると個室の扉が閉まった。 前へ |次へ |
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