《MUMEI》
悪魔との戦い!?
い、今の何?
「どういう意味ですの?」
うわぁ、華凛、顔笑ってるけど、チョ―キレてる。
「はぁ?お分かりになられなくて?あなた達じゃなくて、美聡達と入りたかった。って言ってるのよ!」
美聡達っていうのは、石川美聡(いしかわ みさと)と、海馬未来(かいば みく)のことだと思う。
3人はいつもつるんでるし。それにしても・・・
「まぁ、それはそれは、お気の毒に。私たちの方が優秀だったようで、それと、言葉づかいどうされましたの?あまり聞きなれないので。」
あぁ〜怒らせちゃった〜。知らな〜い。
「あはははは、本当に惜しいですわ、親友と一緒になれなくて。そして今はこんな話し方もありますのよ、時代遅れではなくって?」
「あら、そうなんですか。」
「それにしても・・・。
なぜあなたが首席なの?間の抜けた(マヌケ)顔をしていて。」
げぇっ!私??っていうか間の抜けた顔???
「そんな子に負けましたのよ?私たちは。」
???今のは助けてくれたの?けなしたの?
「・・・」
あっ!でも何も言えなくなった!許そっ!!
「お分かりになって?」
あ―っ!終われば良かったのに・・・
「ふん、そのうち越えてやるから・・・!」
うゎん!睨まれた―!!怖っ!
「あぁっ!もうやめましょっ!も、もうすぐ、大部屋に集合のじかんですから。」
(うん。私よく言えた)って思ってたのに―
ものすっごい形相で睨まれた―!!(2人に・・・)

でも、このときまでは予想もしていませんでした。
まさか、この悪魔と私たちが戦うことになるとは・・・

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