《MUMEI》
楽しく行こう
承諾したけどどーしたら良いのかしら
「わたし……あのこのものなんだよね――…」
「そうよ♪あなたはわたしの物よ」
キャッハって感じにシェリィーがいた
どーしたら良いの?
なんか見つめあってるし
誰かが見たら
わたしのことレズって思うよね――…
「ちょっとシェリィーあんた私のキー助になにしてんのよ!!」
「なんでわたしがあんたの物になってんのよ!!先に二人に言うけどわたしは京ちゃんの物でもないし、シェリィーの物でもないから〜〜」
はぁはぁ
言ってやったわ……
「なに言ってるんですか?そんなこと言って良いのかしら?」
ちっ
あいつムカつく
「ごめんなさい」
バカバカ
「あぁ!!ズルいシェリィーあんたキー助の弱み握っているのか!?」
「そーですわ♪」
「教えてぇ」
「イヤですわ」
どっか行っても良いかな?
もうすぐホームルーム始まるし
行っちゃえ!!


「あらっ 中山さんと杉原さんは?」
うそっ
もしかしてのまだ言い合いをしてるのかな
バカすぎ
二人ともバカすぎ
後で探してこよ
ガラッ
「すいません」
「先生!!すいませ〜ん」
ただいま帰ってまいりました
シェリィーは反省の色はあるけど
京ちゃんには反省の色なんにもねぇーなぁ!!
「京ちゃん!!」
「何よぉ〜」
何よぉ〜って何よ!!
ふつうは反省するでしょ
「先生が優しい人でもちゃんと反省しなさい!!」
「確かにわたしは悪かったけどそこまで怒るか!?」
「しょーがないでしょ!!京ちゃんまた同じこと繰り返すじゃない」
「あっあのぉ〜 ホームルーム始めても良いかしら?」
「もちろんですわ この二人無視してくださいな」

このあと
シェリィーが京ちゃんが好きな焼き肉を武器にこのけんかを止めた
京ちゃん 焼き肉好きなんだ



放課後
「ごめんなさい」
なんでわたしむきになったのかしら
「気にしないで、お金ならいくらでもあるから」
うわっ
金持ち発言!?
「ありがと」
「フフ……いえいえ」
「わたし……こっちだから じゃっ」
ニコッ
えっ…?
なぜニッコリとするのだ?
なんか怖いし
でも朝の時の恐怖とは違う 優しいものを感じる
「桃子ちゃんはこっちですわよ」
そっちはあんたの家でしょ
バカ言わないでよ
あんたに買われたけど家に住むまではいかないでしょ
「一緒に住むんだから」
そうだよね♪
やっぱりそうだよね
ちょっと涙がポロリ
って出ないけどね♪
この人バカなのかしら
まっいっか
楽しく行こう!!

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