《MUMEI》
決断
「ねぇ、陽菜…陽菜のオマ●コに蝋燭垂らしたら…どうなるかな…」

「…やだ」

陽菜が僕の足を、きつく抱いた。

「やだじゃなくて…どうなるかなって聞いてんだよ?」

陽菜は黙っている。

「わからないか…そうだよね…じゃあやってみよ?」

そう言って僕の足にしがみ付く陽菜を引き剥がそうとすると、陽菜は腕に力を入れて抵抗した。

「やだっ!ごめんなさいっ、なんでもするっ!なんでもするから!いい子になるから!」

顔をグチャグチャにして哀願する陽菜は昔、アパートの裏で聞いたときと同じことを言った。


あのときも陽菜は、こうやって泣いてたんだ…。

「そう…じゃあ真鍋に言えるんだね?」

大事な部分を蝋で固められてしまうのが、相当怖いんだろう。
真鍋に別れを告げることを、あんなに嫌がってたのに、陽菜はゆっくり頷いた。

「じゃあ携帯取ってくるから大人しく待ってるんだよ」

僕はそう言って陽菜を部屋に残し、隠しておいた陽菜の携帯を取りに行った。








これは陽菜がどこまで僕に服従したか、調べる実験でもあった。
自由な体で一人きりになった陽菜は、隙を見て逃げ出すことも可能だから。



けど陽菜は僕が部屋に戻っても、正座したまま僕を待っていた。
僕は嬉しさを抑え切れなくて、陽菜の頭を掴んで唇を乱暴に吸ってから、メモリから真鍋を呼び出した。

「じゃあ真鍋に電話しようか」

そして発信ボタンを押して、陽菜に渡した。

「……」

陽菜は暫く携帯に耳を宛てて黙っていたけど、やがて弱々しい声で「先輩」と言ってから俯いた。
携帯からは真鍋が、なにか言っている声が聞こえたが、何を言っているのか聞き取れない。


僕は泣きながら俯く陽菜の乳首を、指で捻った。

「…っ!!?」

驚いた陽菜が、怯えた目で僕を見る。
僕は早く言うように、目で促した。

「…ぁ…あたし…」

陽菜が、消え入るような声で言う。
けど、その先をなかなか言い出さない。
僕は机に行き、ペンで紙に『早く言わないとオマ●コ壊れちゃうよ?』と、書いて見せた。
陽菜は唇を噛んでから、

「…かれ…し……彼氏…いま…す」

と言った。
電話の向こうで、真鍋はなにか言っていたみたいだけど、僕は陽菜から携帯を受け取って、電源と一緒に切った。

「陽菜、いい子だったね…ご褒美に気持ち良くしてあげる」

僕は陽菜を床に押し倒して、体内に指を侵入させた。

「ひぁッ!!」

あんなに泣いてたのに陽菜の体内は、お漏らししたみたいに濡れていて、指を上下に動かすと、僕にしがみ付いて体を痙攣させた。

「陽菜が自分のエッチな体を認めることができればもっといい子なんだけどな…聞こえるでしょ?この音」

僕は陽菜に厭らしい音が届くように、指の動きを速めた。

「いっ!?やぁあ!も…やめ…やめてぇええぇえ!!」

「あと、その言葉遣い…陽菜はまだまだ教育が必要だね」

「ちゃんとするっ!ちゃんとするからっ!やめ…っ、おねが…っ、ぁ…ぁ…あぁあああッ!!」

そう叫んだかと思うと陽菜は噴水みたいに、オシッコを撒き散らして倒れ込んだ。
刺激を与えれば与える程、素直になっていく陽菜を見ていると、笑みが溢れる。

「またお漏らししちゃったんだ…」

「ごめ…っ、ごめんなさ…」

何も悪いことをしてないのに、陽菜は泣きながら謝った。

「いいんだよ、陽菜…これからもっと陽菜のエッチなとこ僕に見せて?」

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