《MUMEI》
掃除
「もう僕は陽菜のオシッコ綺麗にしてあげたから今度は陽菜が綺麗にしようか?」

頭を撫でながら言うと、陽菜は不安気な顔で、僕を見た。

「陽菜はワンちゃんだから舌使って床綺麗にして?」

陽菜が駄々をこねる子供みたいに、首を振った。

「陽菜…ちゃんと覚えておいて?僕への口の利き方、僕に逆らうと陽菜の大事な部分が壊れちゃうこと…僕はまだ優しくしてあげてるんだから」

泣きすぎて上手く息ができないのか、陽菜は肩を震わせながら僕を見ている。

「今のうちに言うこと聞いておかないと陽菜が困るんだよ?」

そう言って抱き起こすと陽菜は、床に広がった体液を舐め始めた。

「いい子だね…」

四つん這いの格好で、床を舐める陽菜のお尻を撫でてやると、陽菜がピクンッと反応して僕を見た。

「そのまま続けて」

僕が言うと陽菜は大人しく、床を舐め出した。
けど僕がお尻を撫でてた指を、お尻の穴に移動させると陽菜は、また僕を振り返った。

「陽菜の好きなお尻の穴だよ」

「好きじゃない…っ、お尻は…やめて」

「どうして?あんなに気持ち良さそうにしてたのに…お尻いじられたら、すぐイッちゃうから?」

陽菜は何も答えずに、俯いた。

「陽菜だって僕にゴルフボール入れてくれたんだもん…僕もお返ししなきゃ」

机の引き出しから、尻尾の付いたバイブを取り出した僕に、陽菜が縋る。

「やだっ!今までしてきたこと、ちゃんと反省するからっ!許してください、お願いします、お願い…」

「ちゃんと反省できるなら、僕の奴隷になるって誓って」

陽菜が何度も頷いた。

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