《MUMEI》
決心 ー前編ー
今日は日曜日――…
何をしてすごそうか?
「…服を鈴音と買いに行こうかな?」
ガチャッ
言った瞬間母が私の部屋に来た
「ダ〜メまただから・」
「うん わかった…私が決めたんだから…私が殺らなきゃいけないの…」
わかってる
自分で決めたんだから――…
私が皆を守るんだから――…
「今日は私もついていくわ」
えっ…?
そんなに危ないやつなの?
「未来が現れるかも知れないの…」
「ホントに……?」
「あなたを殺す気よ」
私を殺す――…?
「妹が……ウソ」
「本気よ!!」
じゃー 私はどーしたらいいの?
殺すの?
妹を殺す?
「行きましょ?」
私は頭が真っ白になっていた…
「ウソの情報かもしれないわ…」
うん
そうであってほしい……


―その頃未来は―
『小夜が来るみたいだよ♪』
「…ちゃ〜んと聞こえてる♪」
『すぐに小夜を殺すんじゃなくてさ 小夜の大事なものを奪って苦しみを味わってもらおうよ…』
「そうだね…サクッと死ぬなんて面白くないもん!!苦しんでもらおう♪」
『そろそろあの場所に行こうか…』
「……」


未来が来ると言われるとこに行くとまだ工事中みたいな場所だった
「小夜……刀をお持ち」
未来が来る場所に着き、母がこう告げた
「うん…」
「いつ未来が来るのかわからないからねぇ」
「うん…」
ガサッ
「だれ?」
私は構えた
「お姉様……久しぶり♪」
そこにはドレスを来た私と同じ顔の未来とどこかでもう一人いたが顔は見えない
あなたが未来……?
私にそっくりだ
「未来――…?」
お母さんがそう呼んだ瞬間未来が――…
「気安く呼ばないで♪」
一瞬でお母さんの前に未来が来た

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