《MUMEI》

「麗菜、こっちへ来い。」僕は麗菜の腕を引っ張りながら、麗菜を連れて来た。

「何〜?」麗菜は嬉しそうだ、何故だろう?

「遼を殺す方法が決まったぞ。」僕は小声で言った。

「わぁ、楽しそう!!、どんな方法?」麗菜はキラキラした顔で言った。 こんな所で人殺しの計画をするなんて、恐ろしいな。

「え〜とな、まず、お前が遼を呼び出す手紙を書く。馬鹿な遼はその指定された場所に向かう。そこでお前が告白するフリをして・・・殺す。どうだ?完璧だろ?」僕は笑いながら言った。

「うん、完璧。まず私が手紙を書けばいいのね!!」麗菜も笑いながら言った。

「そうだ、詳細はまた考えておく。じゃあな!!」僕は麗菜の腕を放して走った。

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