《MUMEI》 部活説明すでに教室には自分以外誰もいない。 みな部活や下校していった。 しかし、太一には待たなければいけない――いや、待たなくてもいいのだが、ある二人を待っていた。 「おっ、いたぜ」 聖夜が教室に入ってくる。 勿論、未来も一緒だ。 二人とはいつもは一緒に帰ってはいないのだが、今日は待つ必要があった。 「よし、帰るか……」 太一は目を合わせず呟いてみる。 「あのー、俺らスルーですか?」 「冗談だ」 三人は学校を出る。 しばらく歩いたところで、未来が切り出してきた。 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |