《MUMEI》 鬼ごっこ。「ねぇ、うち鬼とか無理なんだけど!!」 机に寝そべっている日向野にむかって、私はどなった。 すると日向野はあくびをしながら眠そうに 「なっちまったもんは、しゃーないやろ?」 って。 「あんたのせーじゃん!!」 もっとむかついた私は、もう教室を出ようとした。 そのとき日向野は私にむかって、さらに私の怒りをます言葉を問いかけてきた。 「なぁ、トイレ! トイレどこや??」 はぁ??何ナノこの人??ってかトイレも知らないわけ? 「廊下にでたらー、左に行ってー、階段のしたをー」 って、丁寧に説明してあげてたら・・・ 「つれってて。」 もーーーーーぅっ、わたしに??この清良様に男子便につれてけと!?マジ、信じらんない。 ってことで、私は日向野をトイレへ連れてくハメになった。 「ここ。」 ちょー不機嫌な私はマジでこの日向野ってやつを少しでもかっこいいと思ってしまったことを悔やんだ。 ってことで、私は人生初!!男子のトイレをまっています。マジむかつく。 とゆーか、長くない?? なんて思ってたら、あいつはトイレから出てきた。 「ごめんな、長かったやろ(笑)??」 なんか意味ありげなその顔。マジでそーゆーのムリっ ってゆーか、この人、手洗ったよね?? なんかさぁぁ、、、 私はおそるおそる聞いてみた。 「ねぇ、手洗ったよね??」 「・・・(笑)」 な、なにこの間・・・。 すると突然、日向野は私に向かって手を前に出してこっちへ向かってきたっ!?!?!? 「きゃーーーーーー、いやぁーー」 逃げる私。ってかアイツめちゃくちゃ楽しそうだし・・・ 前へ |
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