《MUMEI》
告白
それは、結納も済ませ、結婚式の出席者に招待状を送る準備をしていたころ。


季節は冬。

結婚式までは三ヶ月。


あたしは実家に帰っていた。

サトも丁度、東京から帰っているようであたしたちは会う約束をした。


会うなんてどれくらいぶりだろう…。

一年?二年?

その頃、サトは東京で就職。

あたしは金沢で就職。

23歳を迎えていた。



サトの車に乗り込む。


「なんかめちゃめちゃ緊張するわ」とサト。

「そう?なんであたしなんかに緊張するのよ。」とあたし。


そのままドライブに行った。

新しく出来たという映画館に行き見たいものなかったからぶらぶらしてたら、

「ねぇ、みゆう。プリクラ撮ろうよ。」とサトが言った。

「えっ!?」

サトの口から似つかわしくないセリフが出たので驚いた。


サトの強い押しに負けてとることに。

なんか微妙に緊張する。


出来たプリクラはまるで恋人のような感じだった。


サト、今思うとこの日1日告白のこと考えていたの?

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