《MUMEI》 初恋成就★44 「ん……ん……あん!! カイト、もっとキスして……」 ――あたし、諦めないで探し続けていて良かった。気が遠くなるような5年っていう歳月に負けずに探し続けていて良かった…… あたしは背中からカイトに優しく抱きかかえられていたけれど、そっと静かに、あたしはカイトに全身を向かわせているの。 ――カイトの唇……あたしが小学生だった頃に初めて海の底で受けた時と変わらないかも…… カイトからの素敵なキスは決して乱暴なものではなく、あたしの心を温かく包み込んでしまう魔法のキスだったの。 ★ 前へ |次へ |
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