|
《MUMEI》 七生の熱視線は授業中も収まらない。よそ見するなと先生に怒られていた。 反省したのか暫く視線を感じなくなった。……と思ったら、酷く変な汗をかき始め出している。 ｢先生内館君が！｣ 本当に体調悪そうだった。宿題の連絡もあるし、保健室に寄ってやるべきか。 ｢あれ。もう大丈夫なのか？｣ 授業終わりと共にけろりとした七生が席に着いた。 ｢サボりだったんじゃねぇ？｣ 南の必殺・厭味が炸裂。 ｢違うわ駄眼鏡〜！｣ なにやらまた揉め始めた。クラスでは恒例なのでみんな普通に各々休み時間を楽しんでいる。 七生と南って本当は仲良しなんじゃない？ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |