《MUMEI》 「あ、光介!この子!さっき友達なったの!梓ちゃん!星岡梓ちゃん!」 「………え、舞…この子と友達なれたの?」 え、え、え? めちゃくちゃジーッと見られてるっ…。 何、何、何? 何か変?何かついてる? こんな王子様チックな男の子に見つめられたら、好きじゃなくてもドキドキする…! 「…光介…どういう意味だし」 「いや…だって…この子…人形みたい…超可愛いっ!」 「…へ!?え!?へ!?」 いきなり手を握られ、戸惑うことしかできない。 「ちょっと!光介!可愛いのは分かるけどっ!手を離せ!びっくりしてんじゃん!」 「いいじゃねぇかよ〜…。あ、自己紹介すんね!俺、月岡光介っつーの! 俺と舞は去年からこの鈴堂学園の小等部に通っててさ!友達っつーか、もう相棒だな!相棒!」 「…はあ…」 「いつから私があんたの相棒だって?」 前へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |