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《MUMEI》 プロローグ〜零音〜辻斬 零音は夜道を歩いていた。 その手には一本の刀が握られている。 燐空。そう呼ばれるその刀は魔力のかかった魔剣である。 「今日はなんの御用ですか?」 一人の男が現れ、言った。 「・・・。」 「いい薬・・・ありますが・・・。」 男が言う。 零音はいっきに間合いを詰めた。 そして、燐空を振るう。 轟ッという風切り音と共に、男の右肩が切断された。 「ぐっ、ごがっ。き、貴様ぁぁぁ・・・。」 「あいにくとヤクには興味が無い。」 零音は吐き捨てるように言った。 そして、無表情で男を斬りつける。 男の体から力が抜け、そこに男はたおれこんだ。 次へ |
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