《MUMEI》
第1章次元の狭間で
今から、100億年前、そこには海陸国・草原国というそれぞれのついになる国があった、どちらかの国がなくなったらその世界に存在する事が出来なくなる・・・

そのことは誰も知らない・・・ある2人を除いては・・・










ザアァァァァアア・・・

それは嵐の夜に起こった・・・

ここの次元では1年に必ず1回は嵐が起きる。その中でも今日はこれまでにないほどの凄まじい勢いで、嵐どころか竜巻まで起こっていた。

『このままじゃこの空間は消滅してしまう、どうすれば・・・』

その声の少年は、誰もが寝静まった頃、まるで「この世界が今日で終わる」と告げているかのような声だった。

『焦っても何も変わらないわ、まずは落ち着いてこの状況を対処するかよ、そうよねエスパシオ』

そう言って今度は少女がエスパシオという青年に話しかける。

『あぁ・・・そのためにはこの嵐と竜巻をどうにかしないとな』

エスパシオといわれた青年は冷静に答えた。

『だったらオレに任せろ!!』

『ちょっ、シェタルク!!』

少女が言い終わる前にシェタルクという少年は持っていた鮮やかな金色に輝く大剣を大きく振りかぶった・・・

『そんな強引に・・・っ』

そんな時、この次元には見事な大きな穴がぁ・・・・・・!?

『あり・・・?』

少年は物凄くマヌケな声を上げる

『ほらぁ、そんな強引にやろうとするからこんなことになるんじゃない、はぁ』

『Σ(゚д゚lll)し、しかたねえだろ、これしか方法がなかたんだから・・・(ブツブツ・・・)』

なぁ〜んと!!1人の少年の手によって、この次元に大きな大きな穴が空いてしまったデハありませんかぁ〜!!

『なんども大きな大きな連呼するなぁ〜〜!!(泣)オレは桃太郎じゃねぇ〜〜!!
そうですよ、オレが悪かったですよ、ドォーモすいませんでした!!(怒』

『ナレーターに八つ当たりするな、元はといえばお前が悪いんだろ』

またまた美形な青年が!!

『(ムスッ)ナレ〜タ〜、オレとシェーンの扱い違くねぇかぁ?』

だって君さっき強引に竜巻消滅させたデショ、そのせいだよ(キッパリ)
それとどうでもいいけど、誰も桃太郎だって言ってないじゃん

『あれはその〜間違っただけ・・・(はいはい言い訳はいいからさっさと物語を進めてください)いいわけじゃね〜!!((言い訳だろ))だから、ちげえ〜て!!』

はいはい五月蝿い人はホットイテ、進めチャイマショウ!!

『1つ目の問題は解決されたけど(この馬鹿のせいで(小声)そのせいで?この次元に大きな穴が空いちまったんだけどどうする?(この馬鹿のせいで(小声)・・・』

『小声で馬鹿馬鹿言っただろ、シュレックリッヒ!!(怒』

『そうだな・・・『無視ですか!!』とりあえず直せるだけ直してくれメイリー『分かったわ』それと・・・』

なにやら忙しくなったようです・・・

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