《MUMEI》 私は目を疑った。 でも名前も一緒だし顔も似ていた。 ・・・今井 穂香は私が殺したはずなのにっ! 「じゃあ席はあそこね」 桜川先生が指を指したところは私の後ろの席だった。 穂香がこっちに近づいてくる。 穂香は私の横を通り過ぎて私の後ろの席に座った。 私は安心してはぁっとため息をついた。 すると穂香が「ねぇあなた名前なんて言うの? これからよろしくね」 と笑顔で話しかけてきたので私はちょっとビクッた。 「あ、私は南野 可琳。こ、これからよろしく」 私は苦笑いをした。 「可琳って言うんだっ可愛い名前だねっ」 こ、このこ私のこと覚えてないのかな・・・? 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |