《MUMEI》

みんなが黙々と食べる中、瑞希が口を開いた。

瑞希「ねぇ。気のせいかもしれないんだけど、さっき森本さ雷夢が話に入ってからいきなり話し方とか変わってない??」




ギクッ!!!

やっぱみんな気づいてたんだ…


麗「確かに〜。まさか雷夢のことが好きとか!?」

はい?今麗さんなんと?

雷夢「ないない!それは絶対ない!」

てか、話し方変わるってもろ私のこと好きじゃないでしょ。

瑞希「いやいや。雷夢のかわいさならあり得るよ。」

あの優君が私を好きだなんて有り得ないよ…。



そんなたわいの無い会話をしながら私たちは店を出た。


麗と瑞希はあまり気にしていないようだったが、私にはモヤモヤが残った。

前へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫