《MUMEI》
草薙剣
GHの腕が横に振るわれた。
その一撃をギリギリで魅夜はかわす。
だが、GHの狙いは魅夜ではない。
GHの巨大な拳は片裂たちを直撃した。
「そんな・・・。」
三人は、立ち上がらない。
おそらく、もう・・・。
「クッソォォォォォォォォォォォォ!!」
その瞬間、空気が変わった。
そして、魅夜の手に、一つの刀が現れる。
草薙剣(くさなぎのつるぎ)。
それは遥か昔、ヤマトタケルという日本の王が使っていたとされる聖剣だった。

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