《MUMEI》
約束は守らないといけません!!
キーンコーンカーンコーン

「やっと終わったね♪」

授業は全部終わり、愛実は私のところに来た

「そだね♪」

「…今日さ、ゲーセンいかない?」

ゲーセン?

って全部思い出したときから行ったことなかったなぁ

「良いよ♪」

私は笑顔で返事をした

「……ダメだ!!こいつに用事があるからな♪」

この声は――…

「春斗!?」

「先輩なのに呼び捨てか?」

お前が先輩なんかに見えるかっての

「春斗は先輩には見えないから!!ベー」

私は春斗に向かってベロを出した

「…せっ先輩!!今から一緒にゲーセン行きませんか?」

おっおい!!愛実!?

「おい!!愛実こっちに来い!!」

説教してやる!!

「キャー!!小夜怖いよ!!」

私はバタバタしている愛実を引っ張った

「愛実!!二人が良いんだけど!!絶対春斗が来るんなら私は行かないからね!!」

「良いじゃない!!協力してくれるって言ったじゃん!!小夜は約束守れないの?」

うっ!!

協力したいけど……

私、春斗が嫌いだもん!!

「じゃー 決定ね(笑)」

今度は愛実に引っ張られて春斗のところに来てしまった

「この俺様をどれだけ待たせる!!俺を誰だと思ってる!?」

春斗だよ!!

「…すいません 小夜が言うこと聞かないものだからぁ〜 さぁ参りましょう♪」

それして恐怖のゲーセンに私は歩き出したのだ……

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫