《MUMEI》
〜キズの手当ver.〜 3
後を向くと、B君が、立っていた。

「大丈夫か?」

「う...うん...。」

「ほら、手。」

「...?」

「だから、手ぇだして?」

あぁ、なるほど。手をだせばいいのね...。

って...よかないっっ!

だって...っ...手...つないじゃうってコトでしょ!?

って躊躇ってたら、B君が、わたしの手を握って、


       グイッッ!


って引っ張った。

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