《MUMEI》
告白する気持ち
『小夜……おはよう♪
……小夜…素直な気持ちを思い出してね。あなたの想いを大事にね……?

私はいつでも応援してるからね』

朝、起きたら愛実から留守電が合った。

あなたはどれだけ優しいんですか?

どれだけ私の背中を優しく押してくれるのですか?

愛実の言葉に…愛に私は知らぬ間に私は涙していた。

「ありがとう…気持ちを伝えるくらい良いよね……?神様こんな身勝手な私を許して……」

ここまで私を想ってくれてるんだから良いよね?

私は最初で最後の告白をします。

「…行くのか?」

七島……?

なんで七島が?どっかに行ったんじゃないの?

「行くよ…未来の事は言わなくてもわかってるから安心して……」

私は笑顔で七島に言った。

「それなら良いんだ……」

「じゃー 行くね?」

私は家を出た。

私は歩きながら携帯を取りだし、ある人に電話をかけた。

呼び出し音がずっとなっている。死んでしまうくらいドキドキしているのがわかる。

そしてある人の声が聞こえた。

『…もしもし……?』

「春斗…?私……小夜だけど、用件だけ言うね?」

なんでだろう……

緊張して声が震えてる。

『…おう……』

「…会いたいの……会って話したいことがあるの……」

私、ちゃんと言えてるかな?

『…わかった……どこに行けばいい?』

「…学校で待ってる…」

二人で会う場所は決めてなかったのに…どこかまだ考え中だったのになんで今、答えはすぐに出たのだろうか……?

私は電話を切り、学校へと向かった。

そして学校に着き、自分の席に着いた。出会ったときのことを思い出していた。


初めは――…


嫌いだったのにだんだん好きになっていた。

あなたを知っていく内にどんどん私の心はあなたを好きになってしまった。



「…好きだよ――…」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫