《MUMEI》
違いの違い。
僕には、好きな人がいる。
憧れと、勘違いしてるのかもしれない。
でも、すきだった。
「洸〜、ほら行くぞ。」
「え?あ、うん!」
これは、とある学園の
とある、兄弟の物語である。
はっきり言って僕の好きな人は、、
兄、三谷 杏介だ。
かっこよくて、あこがれてる。
でも、兄貴だし、モテるし、第一、
「男だしな〜、、。」
「ん?なんかいったか?」
兄貴は僕の顔を覗く。


ドキ、、。

「!?な、何も言ってないよ!」
あわてて言い訳をする。
「?、、そうか、何かへんだぞ?」
僕のおでこに手を当てる。
「な、なにもないから!」
「そうか、、、なら良いんだが、、しんどくなったら直ぐに俺に言えよ」
「うん、、、」
当然杏はその事を知らない、、、だから朝からこんなにドキドキするんだ
「キャ〜杏介くんよ!!」
やっぱり杏は人気だな、、、
「俺ああいうの苦手だな、、、」
「知って!!?」
急に杏に手を握られた
「逃げるぞ!」
????!


「よし、、、巻いたな、、、洸?」
「杏のばか!!ドキドキし過ぎてしん、、、、」
やってしまった、、、ばれる、、、
「ごめん、、、最初からもう一度言ってくれ聞いてなっかた」
セ〜フ聞こえてなかった
「もう良いよ、、、僕もう行くよそろそろ鳴るし」
「あ、、ごめんきずかなかった、、、」

あ〜あ今日朝から洸の奴様子が変だったな、、、
{杏のばか!!ドキドキし過ぎてしん、、、}
何だったんだあの言葉は、、、?
「ドキドキ??しん?しんって何だ?」
いかん、、、洸の事が頭から離れん、、、
「あ、、、いたオイ!!杏介、、、?」
、、、洸の奴大丈夫か??
「杏介?杏介!!」
「!?何だお前か、、、」
、、、あ!やば、、、授業忘れた、、、
「お前かは無いだろう!!この源太様が迎えに、、、」
「はいはい、、、五月蠅い」
「酷いよ、、、杏介くん、、、よいしょ」
何でこいつ横に座るんだ?
「お前ってモテるのによ!!」
「何だよ?急に?」
「だってよお前ってさ1週間に1度は告られるのにさ」
またこの話か、、、
「全部フってるだろ!!」
「だ〜か〜ら〜何回も言ってるだろ?俺は付き合うとか苦手なの!!」
「そうなのか?」
「そうだよ!」
そうだと思うんだけどな、、、
「あぁぁぁあ!!お前そうだったのか、、、」
こいついちいちうるせぇぇ
「お前の好きな人がわかったぞ、、、」
「誰だよ?」
「弟の洸介くんだろ、、、」
??????!!
「ッブハ!!はぁぁぁ?そんなわけないだろ!」
「いやね、、、女子が噂をして、、、?」
「何だよ!!」
「杏介、、、顔赤いよ??」
!!?
「じゃあな、、、教室こいよ杏介」

何だよそれ、、、
俺がマジで洸のこと好きみたいじゃねえかよ、、、

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