《MUMEI》
吸血鬼
「俺と近藤は吸血鬼なの」
「………」
は???
「ここまではわかる?」
「信じれるか!」
「じゃあ決定的証拠みせてあげる。」
赤君は鞄からナイフを取り出す。そして…
シュパ!
「あんたバカ!?自分の手を切るなんて…」
「大丈夫だよ。治るから。ほら、始まった」
切った場所が閉じていく。それも早いスピードで。
「え…」
「これが決定的証拠」
「…………」
信じたくないが目の前で起きたことは現実だ。
「ここまで

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