《MUMEI》
橘先輩
目を覚ますとなぜか保健室にいた。

隣には穂香もいた。

「あっ可琳ちゃん!よかったぁすごい熱があったからw」

熱・・・?あっそうだ私あのとき倒れたんだ!

倒れたことを思い出して可琳は顔が熱くなった。

「あ、あの穂香が運んでくれたの?」

私は気まずそうに穂香に聞いた。

「ううん」穂香はそう言って首を横にふった。

じ、じゃあ誰が?

「橘先輩が可琳ちゃんを負ぶって保健室まで運んでくれたの」

「そ、そうなんだw」

橘先輩とは背が高くて髪の毛の色が黒色で肌が白くて
   顔もいけてるイケメン先輩だ。

それを聞いてまた顔が赤くなったので私は顔を伏せた。

そして私は「あ、ありがとう・・・」と小さく呟いた。

「どういたしましてっ」橘先輩が人懐っこい顔で笑った・・・

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