《MUMEI》

「うぅ…早紀…」
私の葬式に彼氏の岩永 惣介がいる。彼が持っているのは悲しく笑っている私の遺影でした。「ーーーー!」
声が出ない。私はもう死んだんだ。幽霊なんだ。最後に何か一言言いたいよ…。結婚間近だった二人。
「では火葬場に移らせていただきます。」
あぁ…。私の本体は焼かれるんだ。

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